令和2年の暮れに離婚し実家に戻ろうか考えていたが、狭い実家に荷物の置き場などあるはずもなく、実家近くの6畳一間のアパートの3階に住むことにした。しかし、そのアパートはとんでもなく古く、しかも治安が悪かったため、数か月住んだのみで実家に戻ることにした。そこで荷物の整理をする必要が出たので、テーブルや本棚、布団や扇風機など、使用しないもの回収してもらうため、市に回収を依頼した。私の住む市では、最低300円から回収してくれ、その費用は近くのスーパーなどで支払いができるので割と便利である。数日後には回収してもらえるものと思っていたら、市に連絡すると、3月の移動が激しい時期だったのもあるが、なんと1か月後しか回収できないとのこと。これでは退去日を過ぎてしまうので、アパートの倉庫に仮保管させてもらおうと大家さんに相談したら、それも不可。困った私は、とりあえずアパート1階まで荷物を下ろし、自家用車で実家に荷物を運ぶことにした。実家とアパートは車で片道約15分。3往復ほどして荷物も減り、残りはテーブルのみとなった。さて最後だと思い実家からアパートに戻ると、テーブルが無い。ラッキーという感情と、どこにいったのか不安という感情が交差したが、まあいいかと思って気にしていなかった。数日後、退去手続きに大家さんを訪れると、何と大家さんの自宅に私のテーブルがあり、しかも大家さんはしっかり活用していた。まあ誰かのためになったならいいか。